日刊嶋根

毎日刊行する嶋根いすずのエッセイ

風のみえるもの、みえないもの

2024-5-25

6月はお菓子やめる、って言ったそばから、今日、バイト前に無印良品へ寄ってバームクーヘン2個買った。1個食べた。お腹すいてたから。残りは明日。明日朝早いから朝ごはん。てか、でもまだ5月だしいいか、と思った。

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大森靖子の少女3号ばかり聴いていて露骨に夕方が好きになった。バ先の集合場所に20分前に着いてずっと鳥とか木々とか旗とか見ていた。すなわち風を見ていた。風の見えるものが好きである。ちがう、わたしはただ動くものが好きだなのだ、生き物であるからには。

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年下の男の子がたくさん話しかけてくれた。人と話すのが嫌いなのは、その人が嫌いなのではなく、一人になった途端「ああよかった解放された」と安堵してしまう自分がいやなの。憎しみが募る。